フラッシュボールの基本ルール
1.ターゲットTARGET

ボールを投げ、数字が書かれたターゲット(的)に当て、合計得点を競います。
ボールは、直径5.5センチのゴムボールです。
1人で行う形式と、2人以上で他の競技者と競う形式があります。
競技説明(1人)
1 | ボールを投げ、コートにあるサービスコートに当て、ボールをワンバウンドさせてから、ターゲットを狙います。 |
2 | 上段、中段、下段の3段の点数板を狙い、上、斜め、横の3種類の技法で投げ分けます。 |
3 | 特定の得点の数の組み合わせを“役”と呼びます。4回投げ、1つの役の成立を目指します。役が完成すると加点になります。 競技を行う時は、どの役を作るのかの方針が作戦の妙です。 |
4 | 日本全国共通ルールなので、自分の全国での順位が分かり、技術の向上の励みになります。 |
競技説明(2人以上で行う場合)
1 | 競技者はボールを投げターゲットに入れます。4回投げて1ゲームです。他の競技者が記録します。 役が成立した場合は、加点になります。交代して他の競技者が4回投球します。 |
2 | 1セットは、6ゲームです。投げる回数は合計24回です。 1セット終了後同点の場合、より高い得点が出るまでボールを投げ合います。記録上は6ゲーム終了時の得点を残します。 |
3 | 日本フラッシュボール協会の認定大会は、3セット行います。投球回数は通常、合計72回です。 |
4 | 日本全国共通ルールなので、自分の全国での順位が分かり、技術の向上の励みになります。 |
役
役1 | 順数 8点 | 役2 | 合計4点 ※フラッシュと合わさると4点です |
役3 | フラッシュ赤 2点 | 役4 | フラッシュ黒 2点 |
2.フラッシュFLUSH

2人又は2組の競技者が台を挟み、競技を行います。
サーバーは、ベースラインからラケットでボールを打ち、
壁側に当て相手側のターゲットに入れようとします。
受け手は、ボールを打ち返し壁側に当てるか、
直接サーバー側のターゲットに入れようとします。
このようにラリーを続け、ターゲットに入れた競技者は得点になります。
例えばサーバー側が初めて得点を入れた場合、サーバー側から「15対0」と言います。
試合の進め方
1 | サーバーは、右側からサービスをし、左側の壁のサービスコートに当てターゲットを狙います。 フォールトを2回すると相手側の得点です。 |
2 | サーバーは続いて左側から打ち、右側の壁に当てターゲットを狙います。 サービス場所は3回目は右側からと、1ゲームの間に左右交代し行います。 1ゲームは4点先取です。得点が【3対3】の同点になった場合は、先にどちらかが2点連取するまでゲームを続けます(デュース)。 1ゲーム終了時は、サーバー側が勝った場合は1-0となります。 サーバは、ゲーム毎に相手側と入れ替わりです。コートの交代は、ゲーム数の和が奇数の時に替わります。 |
3 | 1セットは6ゲーム先取です。ゲーム数が【5対5】の同ゲームになった場合は、11ゲームを行います(デュース)。 この場合は、ゲームをどちらかが連取するまで行います。 |
4 | 日本フラッシュボール協会の認定大会は3セット行い、2セット先取した側が勝ちになります。 |
ルール補足
1.サービス
1.有効打 |
1 | 側壁のサービスラインの内側に当てた後、相手側のコートに入ってボールが止まった。 |
2 | 側壁のサービスラインにふれて相手コートに入れた。 |
3 | センターラインの上で止まった。 |
2.フォールト |
1 | 側壁のサービスラインを越えた。 |
2 | サービスライン内側に当てたが、コートの外に出た。 |
3 | サービスライン内側に当てたが、センターラインを越えなかった。 |
2.プレイ
1.有効打 |
1 | 競技者が打ったボールをセンターラインに触れている状態で、相手競技者が打った。 |
2.失点となる場合 |
1 | 故意に二度以上ボールを打った。 |
2 | 打ったボールがセンターラインを越えなかった。 |
3 | 相手コートのボールをセンターラインを越えて打った。 |
4 | 打った後に手または、体がセンターラインを越えた。 |
5 | 手または体でボールを打った。 |
6 | プレイ中に手または体が台に触れた。 |
7 | 自分側のターゲットに入れた。 |
3.フラッシュ8FLUSH 8

台の向かいにあるターゲットに入れると得点が入ります。
1人で行う形式と2人以上で行う形式があります。
1人の形式は集中力を高められ、自分の内面を知ることができます。
2人以上の形式は、相手とのかけ引きの妙味を味わうことができます。
試合のルール
1 | 競技者は、ベースラインの右側から打ち、向かって左側の側壁に当て、ターゲットに入れます。以降は、右、左と交互に打っていきます。 |
2 | 日本全国共通のルールで、自分が全国でどのくらいの順位になっているかがわかり、技術向上の励みになります。 |
3 | 得点の組み合わせを“役”と呼び、役が完成すれば加点です。4回投げて1つの役を作ります。どの役を作って競技を進めるのかが作戦の妙です。役はターゲットと同じです。 |
試合のルール(2人以上で行う場合)
1 | 競技者がターゲットに入った点数を他の競技者が記入します。入らない場合は、0と記入します。4回で1ゲームで役が完成した場合も追加で記入します。交代して他の競技者が打ち、終了後に得点を記入します。 |
2 | 1ゲームは4回、1セットは6ゲーム、打つ回数は合計24回。1セット終了後に同点の場合は、より高い得点が出るまで交代で打ちます。記録上は1セット終了時の合計点を残します。従って決勝戦の得点は、その大会での結果となります。 |
3 | フラッシュボール協会の認定大会は、3セット行います。投球回数は72回です。 |